劇団員日記

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色気よりも…    今泉文乃 2006年12月03日(日)

  ついに12月に突入し、街はすっかりクリスマスムードですね。
前回の日記の時は確かハロウィン気分だったのに、時の経つのは本当にあっという間です。
この時期はクリスマス仕様で街にイルミネーションが輝いていたりお店のショーウィンドウも華やかで愉しいですよね。
見ているだけで心がわくわくしてきます(*^-^*)

つい数日前、綾倉朋子ちゃんに「今銀座のイルミネーションが綺麗らしいのでデートしませんかv」と誘われたので、元劇団員のN嬢も誘って3人で『原宿〜銀座食べ歩きデート』に行ってきました。
…当初の目的のイルミネーションがどこにも入っておりませんが気にしないで下さい。

まずは原宿で待ち合わせして、ラフォーレでお買い物をしてから銀座に移動。
プランタン銀座のデパ地下で、ピザ屋さんとアイス屋さんというカロリー高そうな店をハシゴしてお腹は大満足。
その後暫しプランタンの中をぶらぶらして時間を潰し、そろそろイルミネーションが綺麗な時間かなぁ〜と浮かれながらデパートの外へ向かいました。

……が、ですよ。
綺麗なイルミネーションを期待して外に出た私たちを迎えてくれたのは、銀座の道沿いに植えられた葉の落ちた木々にぽつぽつと飾られた青白いイルミネーション。
クリスマスの暖かなイメージなどどこにもなく、逆に寒々しいほの白い光りでした。
青白いイルミネーションも綺麗だとは思いますが、盛大に電球が使用されているわけでもなく、『それはちょっとお粗末なんじゃねーの?!』と逆ギレで突っ込みたい衝動に駆られましたよ。
「イルミネーションってまさかこれのことじゃないよね?」と半笑いの私に、綾倉ちゃんは「インターネットで宣伝してるぐらいだからこれじゃないと思いますよ」と健気にフォロー。
『きっとこれじゃない』と信じつつ、もっとゴージャスでロマンチックなイルミネーションを探して私たちはプランタンの周りを一周しました。
……が、ですよ。
やっぱり他にイルミネーションはどこにもな―――いっっ!!(←心の叫び8倍角&卓袱台返し)
この時点で私達の本日の予定は完全に『綺麗なイルミネーションを見よう』ではなく『銀座で美味しいものを食べよう』モードに変更したのでした。

こうして『今日はもう美味しいものを食べて飲んで語ろう!』にシフトチェンジした私たちは、その後プランタンの近くの沖縄料理屋に直行。
ゴーヤ・海ぶどう・ラフテーと沖縄の美味しいものを心行くまで堪能し、飲んで語ったのでした。
やはり色気よりも食い気よね(ボソ)
 

オッタマゲーション!    小池美輪 2006年11月29日(水)

  こんにちわ。
こいけみわです。


オッタマゲーションって知ってますか?

オッタマゲーション…
それは、こんな最悪なセンスのネーミングながら数年前に私の心をトリコにした耳掃除アイテムです。

使用方法は細い筒の先端に火を点け、反対側の先を耳の中に入れるだけ!

すると、あーら不思議!!
筒が耳あかをぐんぐん吸い上げちゃう!
こりゃオッタマゲーション!!


私は結構耳掃除が好きなのでこの商品を購入し、即試してみたのです。

先端の火が徐々に顔に近付く恐怖に耐えながら、オッタマゲーションが耳あかを根こそぎ吸い上げる様を想像しワクワクした様な気がします。

もちろんオッタマゲーション終了直後、オッタマゲーションを切開しました。

だってどんだけ耳あかを吸ったか見たかったんだもん。

そしたら開けてビックリ!
オッタマゲーショーン!!


「きゃーーっ!
何かがビッシリくっついてるっっ!!
私の耳ってこんなに汚れていたのね!
きゃー恥ずかしい!!
あり得な〜い!

ん〜♪
でも何だか耳の中がスッキリしたわ〜ん!」


………などと一人、オッタマゲーションで盛り上がった様な気がします。

ところがそんなある日、ぼんやりTVを見ていたらば、
再びオッタマゲーショーン!!

なななななんと!
『オッタマゲーションは不良品だ』
と言っているではないですか!!

レポーターらしき人が火のついたオッタマゲーションを水の中に入れ、その後オッタマゲーションを切開し真剣な顔で解説してました。

「ほらっ。水の中に入れても結果は同じです。
耳あかの様なものはただの‘蝋’です。」

うげっ。
正にオッタマゲーショーン!!!!!
………ダ…マ…サ…レ…タァァァ………。


以上!
数年前の私の身に起きた実録!詐欺事件でしたm(__)m

何故、突然こんなお話をしたかといいますと。
私の最近のマイブームは顔の角質を強制的に剥がして美肌を目指す「ピーリング」なのですが、毎回恐ろしい程ボロボロと角質がとれるんです。

そう!
オッタマゲーションの‘蝋’ぐらい。


数年前の私ならば有頂天になる所なのですが、私も大人になり『疑う心』を知りました。

本当にこれは私の角質なのか?

「これは角質ではありません。‘消しゴムのカス’です。」と言われる日が突然来るのではないか??

こんな疑心暗鬼な私に、どなたか本当の所を教えて下さい。
待ってまーす。
 

『やわらか〜』 池上高史 2006年11月26日(日)

  いや〜寒さも厳しくなってきて、いよいよ冬期が近づいて…あっ陶器の茶碗が・・・・

このギャグがわかった方、一足早い冬を味わってください(笑)

さて、公演終了直後でお金がない中、稽古場の片づけの帰り道、何を思ったかドン・キホーテにチャリを走らせました。

そしてとある物を購入しようかどうしようかと優柔不断ぶりを発揮していたら、
日付も変わり深夜2時を指していました。

そこまで悩んでいた物と言うのはそう!高反発マット!!
腰痛持ちの僕にはとっても重要な物で、それでも今まではまいっかと思って買わなかったんです。

しかし公演が終わった解放感からかドンキに向かってしまったんです。

最初は低反発を買おうと思っていたら、半分以下しか厚さがないバッタもんとダブルしかなかったので、う〜んどうしようと迷っていたらさらに時間が過ぎて3時。
結局最後はB型全開まいっかで高反発マット購入。

チャリで行っていたため大きくて乗れず歩いて帰ること4時。
そこからマットを敷き、さあ寝てみたら気持ち良いこと!

今までロクな布団で寝ていなかったんだなぁと実感しました。


これからは安らかに眠れる



…ちゃんと起きますよ(笑)
 

こんな日に、ふと思う。   増田淳 2006年11月24日(金)

  罠おわりました。
束の間の休息の日々を謳歌する間もなく次から次へと用事は襲いかかり、何かと多忙な日々を過ごしている増田です。

ところで、私は紅茶党です。
常に4〜5種類程度は葉を揃えておき、そのときの気分で選んで楽しいティータイムを過ごす…、これがささやかな楽しみでして。ま、そうなると当然好みの茶葉、そうでない種類、など自然とできてくる訳なんですが、そうなってみて気づくのは、やっぱり「良いものもある。だけど、悪いものもある。」ってこと…
…いやいや、僕なんかは種類じゃなくてね、朝起きてとりあえず紅茶飲みますよ、アッサムを濃い目にいれたミルクティーで目を覚まし、職場に行ったらタンブラーにティーバッグでダージリンをいれて時間をかけて楽しみ、家に帰れば夕飯時にはアールグレーでアイスティーを楽しみ、寝る前にはその日の気分にあったお茶でデザートとくつろぎのひとときを楽しむ。まぁそうやって、生活の中に紅茶を取り入れてみて初めて言えるのが、やっぱり「良いものもある。だけど、悪いものもある。」んだよねぇ…。
…いやいや、僕はね、外で紅茶飲む機会もあるんだけどね、そうやって自分で集めた紅茶と、喫茶店で出てくる紅茶との、両方を飲んでみて初めて言えることが、「良いものもある。だけど、悪いものもある。」ってことなんだよ…。

……まぁ、バカ話はおいといて。
いやいや、日本って国は喫茶店にしろ、レストラン、ファーストフードにしろ、驚くほど紅茶に気を遣っていないんですね。
自分で紅茶に凝り始めてから、外で紅茶が飲めなくなっちゃったんです。
葉っぱ自体、いくつか種類を揃えてある店の方が少ないですし、種類はともかく葉っぱ自体は悪くない味だとしても、ミルクティーと言って出てくるのはほぼ必ずコーヒークリームだし。(←エバミルクを出せとは言いませんが、せめて牛乳で飲ませてほしいものです。)
美味しい紅茶に触れるまでは当然こんな不満を持つこともありませんでした。何の疑問も持たずに、気が向いたときには紅茶を注文して飲んでいたはずなんです。
つまり、美味しい紅茶を知ってしまったからこそ起きた事態なのです。

ここで浮かぶ疑問が一つ。

「美味しい紅茶の味を知ったのは果たして幸せであったのか?」

だって美味しい紅茶の味を知るまでは、何の疑問も持たずに美味しくお店の紅茶を飲めていたはずなんですから。
俺はこの疑問に答えを出せずにいるんです。

そして更に思考を進めると、どうしても
「人は生まれてきて果たして幸せなのだろうか」
という疑問にブチ当たってしまうんです。

決して生まれたことを呪っているとか、そういうことは全然ないんです。
ただ、「生まれなければ楽しいこともない代わりに、辛く苦しい思いをすることもない…。」
安らぎを感じなければ失って絶望することもない。
それはそれでうらやましいというか、そこにとてつもない魅力を感じてしまうのも確かなんです。

生まれたからこそブチ当たれる疑問でしょうし、生まれなければそんな疑問を持つことさえできない…。

なんか、人間って因果な生き物だなぁ…。って思ってしまいます。
本質的に幸せになれない生き物なのかもしれませんね。
それでも生きている以上幸せを追い求める…。

生と死、本当の安らぎはどちらにあるんでしょう?

冬の訪れを感じるこんな日には、ふとそんな事を考えてしまうのです…。

そんなに贅沢を言ってるつもりもないんですがねぇ…

ただ、幸せが欲しいです。
 

人類の英知!!   藏内 芳元 2006年11月19日(日)

  科学技術というのは日々進歩している…

というのは頭では解っているものの、なかなか実感しないものです。

だがしかし、最近凄まじい感動と共に、実感した事があったのです!!

そう、それは…
「鼻毛カッター」!!

はぁ!?
っという、まちゃ○ちゃばりの声が飛び交っているのが聞こえてきますが、ホントに目からウロコなんです!!

ボクは都内在住+喫煙者+自転車・バイク乗りなので、常に汚い空気を鼻から吸い込んでおり、薄くなった髪の毛の約2倍の鼻毛延び率を記録する位なのです。

今までは、鼻毛切りで切っていたのですが…

チマチマ切る→イライラする→おおざっぱに切る→粘膜を切る→鼻血がでる

というのを繰り返していました…

そんなある日、友達からもらったこの鼻毛カッター。
今や量販店で投げ売り状態な品物の為、どうせロクなもんじゃなかろうとタカをくくっていました。

…が、すみません!!
侮っていた事をここに後悔いたします!!

何て素晴らしいいんだ!!

粘膜を傷つける素振りも一切見せず、さり気なく、そして優しくしっかりと刈り取ってくれるその姿…

今まで、あんなに悩んでいた鼻毛も一気に解決!!

そんなあなたの鼻毛カッター!!!!

一家に一台鼻毛カッター!!!!!!

一撃必殺鼻毛カッター!!!!!!!!


…………すみません。取り乱しました。


でも、本当にいいんですよ♪
ちょっと勇気が必要かもしれませんが、一度使ってみてはいかが!?




今回『罠』にご来場頂き、ありがとうございました!!
 


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