劇団員日記

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春のお届けもの   天来ひろみ 2007年03月21日(水)

  3月も半ばを過ぎると「そろそろ‥」と気がはやる楽しみがあります。
それはですね‥実家からのお届けものなのですが‥

「きたきたきた!」大きなタッパーの蓋を開けると甘辛いお醤油の匂いが香ります。「ヤッター!」しばし小踊り。そしてすぐさまつまみ食い。「うま〜い。ああ春なんだなぁ。」という思いになります。近ごろじゃすっかり有名になった「いかなごのくぎ煮」です。前回の日記では我が家でのお正月の味を紹介しましたが、これは我が家の春の味です。なんだか2回続くと「瀬戸内旨いもの紀行」といった感じですね(笑)

“いかなご”とはこの時期に捕れる幼魚のことで、東日本では“こうなご”というそうです。3週間もすれば大きくなってしまいます。今この時にしか買えないので、どの家庭も競うようにいかなごを買いに出かけます。食べ方は、買ったその日は生や釜茹でが楽しめます。しかし足が早いので地元でないと無理。(そういえばしばらく食べてないな〜。)そしてあとは日持ちのよいくぎ煮にします。生姜と一緒に煮た小魚はご飯のおかずにもお酒のおつまみにもピッタリです。
この時は町中がいかなごを炊く匂いに包まれます。各家庭こだわりの味があったりして、家庭同士交換したりもします。
母の作るくぎ煮は、かたすぎずやわらかすぎず甘すぎずで本当に美味しい。
今年は暖冬で漁獲量が少なくて、買うのも大変だったようです。町に漂う匂いもなんだか少なかったそう。お魚きっと暖かくて別の海に行っちゃったのね。毎年こんなじゃ困るな〜。

劇団にも少しずつパック詰めにして、欲しい人にあげたりしています。
「あまく!あれ、ご飯に乗せて卵かけたらうまかったよ!」なんてちょっとビックリ意見をもらったりするのも楽しいですね。

ということで今年も無事我が家の春の味を幾人かにお届けすることができました。美味しいものをお届けする‥ちょっとした幸せのお裾分けですね(*^v^*)
 


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