劇団員日記

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『人生劇場』 小池美輪 2007年05月09日(水)

  こんにちわ。こいけみわです。

最近のマイブームは女芸人にしおかすみこです。
彼女の唯一の一発芸‘八ツ墓村’で爆笑しています。


夫婦レコードの稽古が始まりました!
今回、私は嫁入り直前の娘、洋子を演じます。
実際に嫁に入った事はございませんが、結婚というものは人生の晴れ舞台と言えるでしょう、多分。
しかしそんな晴れがましい時にこそ、とんでもないハプニングが起きるものなのかもしれません!
今日は私が友達の結婚式に立ち会った時に起こった小さな事件をお話をしようと思いまーす。どーぞ!


私はその友達Sの介錯を頼まれていた。
方向転換の度に足元で絡まるドレスやベールの長い裾を、花嫁が動き易いように素早く且つ美しく定位置に戻すのが主な仕事だ。

晴れ舞台のヒロイン、花嫁が優雅に動けるように、そして自分の裾を踏んずけてスッ転んで大恥をかく事のないように必要なスタッフワークなのだ。
責任は重い!
なので私は結婚式のリハーサルから参加していた。

式の段取りを説明をしてくれたのは、流暢な日本語を操るアメリカ人老神父。
神父らしくとても慈悲深いオーラを放っている。

そしてつつがなくリハーサルを終えた時、その神父が言った。

「最後ニ、トテモ大切ナ事ガ有リマース!新郎サン、花嫁サンノ裾ヲ踏マナイデ下サーイネ!
花嫁サンガ転ンデ怪我デモシタラ大変デース!」


…これだけフリがあればオチがどうなるかは明白だろう。

この後本番で、まんまと神父自ら花嫁のベールの裾を踏んづける。
結果、Sは自由の効かない身体と花嫁のプライドの狭間で苦闘したのだ!


「あ、あ、頭が引っ張られる〜!」
「こけたくないっ!」
「バランスをとらねばっ!」
「あーっ!しかし手にはブーケがっ!」
「ブーケ投げには若干早いっ!」
「ブーケ死守っ!」
「体勢もキープ!」
「ヨッシャーっっ!」
「ハッ!何事もなかったかの様に切り抜けなくては!」
「取り乱していない風を装うのだっ!」
「ガンバレ私!」
「キープスマイ〜ル!!」

………もし、あかぺら倶楽部の入団試験の課題が『以上の感情をセリフなしで3秒以内で表現せよ』だったら…私はきっと落ちていたに違いない。

しかし、わずか3秒程の時間でこの一連の感情の流れを見事に無言で表現して見せたSは別に役者ではない。
そんなSの人生劇場を垣間見た参列者全員、沸き上がる爆笑を死に物狂いの努力で見事に押し殺した。

劇場内が一つとなった瞬間だった!!!



夫婦レコードもあかぺら倶楽部とお客様の気持ちが一つになれるような、良いものになったらいいなぁ〜と思ってます!
皆様、ご来場お待ちしておりま〜す!
 


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